駿明舎の数学 [共通点を教える]
生徒さんの負担を減らすために、まとめられるものは、ひとまとめにして教えます。

一例を挙げますと、中学1年生の「1次関数」の、直線の式を求める学習で、普通、教科書や問題集では次の順序で学習します。([2] [3] は入れ替わることがあります。)

 [1] 直線の 傾きと y切片 が与えられているパターン

 [2] その直線が通る 2点の座標が与えられているパターン

 [3] 直線の 傾きと 直線が通る1点の座標が与えられているパターン


駿明舎では、まず、[3] を学習します。
そして [1] と [2] の条件からも、[3] の条件が得られることがわかると、生徒さんは、「何だ、同じやり方で求められるということか。」と、この単元が易しく、身近なものに感じられるようになります。

このように、授業では「考え方」の共通点を意識するよう促します。

この理解も応用力を伸ばすことにつながります。

<図解>