![]() 大手の塾では、それぞれの学年のカリキュラムが確立されており、研究し尽くされた問題集を作成し、そのカリキュラムに沿って1年間の授業を進めます。 この中にあって、すでに上位の成績を取っているお子さんは、実力を伸ばしていくことでしょう。 しかし、少しでも上のクラスに上がりたい、実力を向上させたいお子さんの場合、このカリキュラムでは変化が望めないと思います。 なぜなら、そのカリキュラムは、個々のお子さんの弱点を補強する目的では組まれていないからです。 カリキュラムにのっとり、各単元の学習を進めていく一方で、ご自分のお子さんが力を伸ばすために、今どのようなことを必要としているかを考えませんと、多大な時間をかけて熱心に勉強しても効果が現れない結果となってしまいます。 その「必要なこと」とは、「立体図形」や「濃度」や「速度」のより深い理解かもしれませんし、「場面のイメージを描きながら国語の長文を読むこと」かもしれません。また、学習内容ではなく、もっと広い視野に立って中学受験を見た場合、「時間の使い方」や「復習の仕方」や「試験の受け方」を変える必要があるのかもしれません。 このようなことを、周囲の大人が発見してあげる必要があります。これは、お子さん独りでできることではありません。 駿明舎では、このような点に着目して、国語・算数・理科・社会のどの教科でも中学受験の生徒さんをお手伝いしております。 また同時に、特に算数では、中学校での勉強を見据えて授業いたします。小学生のときに、「数学の考え方」(方程式の考え方など)を身につけておきますと、中学生になってから、数学の勉強が非常にスムーズに進みます。これは、これまでお世話したお子さん全員に言えることです。 中学生になると勉強の内容・仕方が大きく変わることを小学生のうちにに自覚しておくことは、中学校の学習において確実に有利になります。 |